【第11回】一発屋さんで終わらせないように、成功を継続させる方法を教えて下さい。


緑川夕子(以下、緑川):はじめまして。いつも中井がお世話になっております。おかげさまで「真夜中の雑談」が大反響となりまして、中井が大忙しの日々を送っておりますので、今回からメンバーである私、緑川夕子が助っ人としてインタビューをさせていただくことになりました。


千田琢哉(以下、千田):こちらこそ、よろしく。

緑川「真夜中の雑談」運営部メンバーで考えた質問をさせていただきたいと思います。

これまで千田本を読んできて成功の仕方は理解できたような気がするのですが、今度はぜひ成功を継続させる方法を教えていただけないでしょうか?

正直に言いますと、運営部の誰も「真夜中の雑談」がここまで上手くいくとは思いもしなかったですし、千田さんのアドバイスが百発百中で予想を遥かに超える結果が出続けています。

ところがお恥ずかしい話、なぜこうして成果を出し続けられるのかが誰も理解できていません。


千田「真夜中の雑談」が成果を出し続けている理由は簡単だよ。

コバンザメ商法だから。


緑川:コ、コバンザメ商法とは…


千田:運の良い人にしがみついて、運のお裾分けをしてもらう商法。


緑川:な、なるほど!中井から噂は聞いておりましたが、とってもストレートでわかりやすい(汗)


千田:コバンザメ商法は立派な商法だから恥じる必要はないよ。

この世のすべてのサラリーマンたちは会社の看板のコバンザメで食べているのだから。

「〇〇海上」「〇〇自動車」「〇〇商事」「〇〇電力」「〇〇鉄道」…といったような看板のコバンザメとしてお裾分けしてもらって生きているのがサラリーマン。

看板とは運気の塊だと思えばいい。


緑川:でも確かに会社の看板のコバンザメでいるサラリーマンたちは、そこにしがみついている限りは何とか生きていけますよね。

う~ん、さすが!超納得です。


千田看板コースかコバンザメコースかはアプリオリに決まっている。

その土俵において華がない人はどうあがいても看板にはなれないから、コバンザメとして生きるべき。どうしてもコバンザメが嫌と言うのなら看板になれる土俵を探すことだね。

頭と体に汗をかいてさ。ただしコバンザメはコバンザメとして徹して生きればかなり成功できるよ。

俺が最初に中井さんにアドバイスしたのは、「とにかくコバンザメに徹しろ」という一点だったし。


緑川:そ、そうでしたか…それで中井はいつも千田さんには徹底して忠実なのですね。

いかにして千田さんの頭脳から溢れるコンテンツを広めるかをいつも楽しそうに考えています。

…それもこうして千田さんとお話しさせてもらって、中井の気持ちがすぐにわかりました。

千田さんの言葉には迷いがなく、すべてこれまでに実証済みのことばかりだからですよね。

頭ではなく、心にスゥ―っと入ってきます。


千田:大切なことは看板とコバンザメのどちらが上かではない。

実は俺は自分が今の土俵で看板になれるように生まれてきて良かったとは思っていない。

役割を果たしているだけだから。

俺が今の土俵でコバンザメを無理に演じても成功を継続させることはできないし、緑川さんや中井さんが看板を演じても成功を継続させることはできないよ。

別の土俵であれば話は違ってくるけどね。


緑川:とてもわかりやすいです。

自分が勝負する土俵でコバンザメなら超一流のコバンザメを目指せばいいということですね。


千田:そう。超一流のコバンザメになれば二流や三流の看板より確実に成功できるよ。

経済的にも社会的にも評価されるだろう。

ただし注意をしなければならないことがあるけどわかるかな?


緑川:えっと、か、看板を裏切らないことでしょうか?


千田:看板は裏切ってもいいよ。たとえば看板が傲慢で怠惰になったり、勉強しなくなって退化し始めたりしたら見捨ててもいい。

まあ、見捨てずに一緒に地獄に落ちてもいいけど(笑)

コバンザメとして成功し続けるためには、看板を長期間輝かせ続けるために導いていくことが不可欠なんだ。


緑川:み、導いていくんですか!?


千田:そうだよ。

看板というのは商品だから上手にプロデュースしていけば人とお金が集まってくるけど、下手にプロデュースすれば人とお金が逃げていく。

どうすれば看板をより魅力的に見えるようにするかがコバンザメの仕事なんだよ。


緑川:そう考えるとコバンザメって、とても大切な役割ですね。

何だかコバンザメのほうが主役の気がしてきました。


千田:その通りなんだ。

コバンザメがしっかり役割を果たせば看板はたくさん稼いでくれるからお裾分けもたくさんもらえる。

コバンザメがしっかり役割を果たさなければ看板は稼げないからお裾分けも少なくなる。

サラリーマンは会社を儲けさせないと自分も儲からないのと同じだろ?

「真夜中の雑談」については俺より運営部の取り分のほうが遥かに多いけどさ(笑)


緑川:イタタ…。中井によく言っておきます(汗)

コバンザメは看板をどれだけ魅力的に見せるのかが使命だということがよくわかりました!

…ところで自分が看板として生きる場合に成功を継続させる方法も教えていただけますか?


千田:緑川さん、将来は独立して看板コースで生きることを考えているんだな。

腹黒い(笑)ここは中井さんに知られないようにカットしておいたほうがいいかも。


緑川:ち、違います、違います!話の流れから一応聞いておこうと思いまして…


千田:冗談だよ。では看板の成功の継続方法を伝授しよう。

緑川:はい、よろしくお願いします!


千田:三つある。

①真にその道の才能があること

②生涯にわたって才能を磨き続けること

③コバンザメの忠告には真摯に耳を傾けること

これらができれば成功は継続できる。


緑川:す、凄い!本当に何も原稿を用意していないのにこんなことを即答できるんですね。

中井が「真夜中の雑談」の収録はいつも千田さんはすべてぶっつけ本番のアドリブだと言っていましたが、さすがにこうして目の前で聞いていると惚れ惚れします。

①の「真にその道の才能があること」については、今のでよく理解できました。

これ以上の説得力はありません。


千田俺の場合は仕事以外の休憩時間は勉強しているから、それが自動的にインプットになっているんだよ。

もし仕事がなければ一日中ずっと勉強している。

たまに仕事があるからアウトプットできるわけ。出版社から執筆依頼があると「これで数日間は勉強お預けだな」と寂しく思うくらい。

でも勉強しているからこそ執筆できるし、こうして緑川さんとも楽しい時間を過ごせるわけ。


緑川:千田さんの人生はムダが一つもなくインプットとアウトプットが完璧に循環しているんですね。

これで私たちの「真夜中の雑談」は安泰です(笑)私たちコバンザメも負けないように、千田さんのプロデュースに磨きをかけなければ!

最後の③については中井も言っていましたが、千田さんは拍子抜けするほど人のアドバイスに耳を傾けますよね。

一見するとマッチョで一本筋が通っていて私たちの意見など耳を傾けてもらえなさそうですが、全然そうじゃない。

それって意識的にそうされているんでしょうか?


千田:最初は意識的だったかもしれないね。

ただ人は自分の背中を見ることができないし、自分の顔すら直接見ることはできない。

鏡を通してみることはできるけど、それは直接ではなく間接だ。

鏡で自分の顔を見ても0.5秒後には「ありのままの顔」ではなくなる。

自分の嫌いな表情をしていたら、本能的に一瞬でいい表情に変えてしまうからね。

でも自分の本当の顔というのはいい表情に変える前の嫌いな表情だよ。

だってその表情を周囲の人たちは見ているわけだから。


緑川:そ、それ、怖いくらいによくわかります…


千田:だとしたら本当の自分を知るためには、自分を見ている周囲の表情を虚心坦懐に観察したり、本音を言ってくれる人々に耳を傾けたりしなければならない。

経営コンサルタント時代に膨大な数の人たちとの対話を通して、ようやく少しは真摯に耳を傾けられるようになったのかもしれないな。

プロジェクトになると、顧問先の従業員たちと朝から晩までひたすら面談を繰り返すところからスタートしたからね。

そこで得た1次情報がプロジェクトの成否を決めたから、傾聴しないわけにはいかなかった。

自分たちは何も知らないのだから、人から教わる以外にできることは何もないのだから。

そうした姿勢がDNAレベルまで刷り込まれたのかもしれないね。


緑川:素敵ですよね。

実際に成功し続けて、強い信念がありながらも同時に周囲の声にも耳を傾けるって…




淡々と役割を果たしている人間には、敵わない。




◆合わせて読みたい千田本


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◆千田琢哉(せんだ・たくや) プロフィール

文筆家。
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。
東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。
現在までの著書累計は270万部を超える(2018年3月現在)。


◆緑川夕子(みどりかわ・ゆうこ) プロフィール

「真夜中の雑談」運営部 スタッフ。



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