【第3回】千田さんは、取引先を選ぶ際に何を大切にしていますか?

◆扱いにくい人間とは取引すべきではない◆

中井ゆり(以下、中井):さて今回も絶対に千田さんに聞いてみたい質問です。

これは私が真夜中の雑談を開始してあちこちから浴びた質問でもあります。

「どうしてお前みたいなのが千田琢哉と一緒に仕事ができるんだ?」と。

そこで早速、千田さんに質問です。

千田さんは、取引先を選ぶ際に何を大切にされているのでしょうか?


千田琢哉(以下、千田):ウォーレン・バフェットって聞いたことある?


中井:お金持ちの人ですよね。


千田:世界一の投資家なんだけど、彼は「扱いにくい人間とは取引すべきではない」と断じているんだよね。

俺はこの教えに忠実に従って生きてきたし、そのためにどんどん運気が上昇している。



中井:何か、カッコいいですね。惚れ惚れする経営哲学です。

扱いにくい人間というのを、もう少し具体的に教えていただけますか?


千田:具体的には二つある。

①俺の嫌がることをしないこと

②俺の価値がちゃんとわかっていること


中井:さすが千田さん、いつもながらシンプルで深いです!


千田①俺の嫌がることをしないこと

これについては取引を継続させるためにはムチャクチャ大切なんだよな。

俺を喜ばせようとする人はたくさんいるけれど、いくら喜ばせてくれても嫌がることをされたら俺はそれを機にその人のことが大嫌いになる。

これは恋と愛の違いと同じだね。

恋というのは相手を喜ばせるだけでいいけれど、それではいずれ飽きてしまうからすぐに終焉を迎える。

まあ、だから恋なんていうのは長く続いてもせいぜい三ヶ月とか半年くらいだろうね。

恋が終わると次に愛というステージに入る。

愛のステージでは相手を喜ばせることではなく、相手の嫌がることをしないことが大切になってくる。

男女の関係が長続きする人は、相手の嫌がることを常に先読みしてそれを棺桶まで絶対にしないんだよ。

取引先選びもこれと同じってこと。


中井:…


千田:あれ?どうしたの?中井さん、ひょっとして居眠りしてない?


中井:いや、本質を衝かれ過ぎて今涙を堪えています。

私の恋愛がいつも長続きしない理由が今の説明で完璧にわかりました…


千田相手の喜ぶことを苦労に苦労を重ねて100積み上げてきても、相手の嫌がることをたった1やらかすだけで一瞬で愛が冷めることもあるからね。


中井:いやーん、もっと早く聞いておけばよかった~(泣)



千田:じゃ、次に行こう(笑)

②俺の価値がちゃんとわかっていること

自分の価値がわかってくれている相手と取引しなければ、必ず安易に値切られるし終始軽く見られる。

そんな状態でいい仕事はできるはずがない。

俺はよくビジネスに対等の関係なんてないと本でも書いているんだけど、王様と奴隷の関係のほうが長続きするんだよ。

会社経営でも代表取締役が複数いると、たいてい意見が衝突して空中分解してしまう。

それは対等の人間が複数いるからそうなるんだよ。

最初から「自分=王様」「相手=奴隷」という揺るぎない地位を築いておけば、トントン拍子で仕事は進む。

もちろん相手のほうが格上なら「自分=奴隷」「相手=王様」でいい。

どうして人類の歴史で長い間奴隷制度が続いたのか。

王様にとって都合が良かったからというだけではなく、きっとそのほうが奴隷にとっても楽チンだったんだよ。

必ず心の底でどこかに「Win-Winの関係」がなければどんな制度も継続なんてできないから。

だって数の論理では奴隷のほうが圧倒的に大勢いるわけだから、いつでも王族や貴族に対し反乱を起こせば権力を奪えたはずだ。

ところが奴隷たちは何と、健気に奴隷の長を目指して命を削ったんだよ。

これって、今のサラリーマン社会と同じでしょ?

俺の場合は相手が分をわきまえない人間だとわかったら、いかなる理由があろうとも中座して商談を破棄する。

分をわきまえないつけ上がったメールが届いたら無視するのは当然として、そのまま受信拒否設定して永久追放。

俺の価値をわかっていない人間が、俺と仕事をしてもいい結果なんて出るはずがないからね。


中井:これまた凄い話聞いちゃった~、って感じです。

確かに私は千田さんと一緒に仕事をさせてもらっていると楽チンです(笑)

何と言えばいいのでしょう、OL時代はつい上司に反発したくなっちゃう自分がいたんですが、千田さんにはそれがまったくないです。

嘘偽りなく、千田さんの奴隷なら私は幸せです(笑)

王様と奴隷の関係のほうが取引は絶対に長続きすると思います!

あと、相手が格下にもかかわらず分不相応に王様を気取ってきたら、思い切って中座すればいいんですね?


千田:そうだよ。一度やってみればわかるけど、ムチャクチャ気持ちがいいよ。

そうやって取引では主導権を握っていくんだ。

もちろん実力もないのに自分が王様を気取ると痛い目に遭うのは覚悟しておくこと(笑)


中井:はい、かしこまりました!



あなたの価値が理解できない相手とは、絶縁しよう。









◆合わせて読みたい千田本

◆千田琢哉(せんだ・たくや) 著者ページ ➡ 137冊出版(2017年2月現在)

↓↓著書一覧はこちらをクリック↓↓



◆千田琢哉(せんだ・たくや) プロフィール

文筆家。
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。
東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして

戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。

のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話に

よって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を

自らのミッションとして執筆活動を行っている。

現在までの著書累計は250万部を超える(2017年2月現在)。


◆中井ゆり(なかい・ゆり) プロフィール

「真夜中の雑談」運営部 インタビュアー。


◆千田琢哉レポート

文筆家・千田琢哉が書き下ろした言葉を毎月、PDFファイルでお届け致します。


◆「真夜中の雑談」~千田琢哉に訊いてきました~

文筆家・千田琢哉があなたから頂いたお悩みに直接答える音声ダウンロードサービスです。

毎月1日と15日発売!

“毎月1回の飲み代を、毎月2回の勉強代に!”

↓↓こちらをクリック↓↓


◆文筆家・千田琢哉 : 次代創造館 WEB

日々更新中の「気まぐれ日記」がズドン!とあなたの心に響きます。

↓↓こちらをクリック↓↓

写真の複写や文章のコピーを一切禁止します