第16回 そもそも才能って何ですか?
緑川夕子(以下、緑川):千田さん、こんにちは。今回もどうぞよろしくお願いします!
楽しみで、楽しみで、私は待ちきれませんでした。
千田琢哉(以下、千田):こんにちは。今回もよろしく。
緑川:今回のテーマですが、「これまで千田さんの発信される本・真夜中の雑談・千田琢哉レポートなどのコンテンツから、綺麗事を抜きにすれば、才能がなければ好きなことで成功して食べていくのは無理だということはよく理解できました。でもその決定打となる才能ってそもそも何ですか?30歳を前にして最後にやるだけやってみて、それでダメなら諦めようと思います」という質問です。実はこの質問は男女問わず同じような内容で多数届いたものを集約したものです。
千田:その分野のグレーゾーンの白と黒がどこまで見えるかだね。
緑川:グレーゾーン…ですか?
千田:そう。あらゆる分野にはグレーゾーンが存在するんだよ。
株だろうが、不動産投資だろうが、コンサルだろうが、スポーツだろうが、作家だろうが、プロとしてやっていくことを目指すなら、すべての分野においてね。
それでその他大勢の凡人にはグレーゾーンは死ぬまでグレーゾーンのまま。
いや、あの世に逝ってもグレーゾーンのままかな(笑)
俺が今関わっている出版業界も同じで出版社の社員にとって一番大切なのは「目利き」なんだ。文章力や読解力じゃない。文章力や読解力なんてその辺のライターにアウトソースすれば安い賃金で済ませられる。だけど「この著者はいずれ世に出る」という「目利き」だけはどうにもならない。まあそれすらアウトソースしちゃうダボハゼ出版社が増えてきたからこそこの出版不況に繋がっているんだけどね。それだけが理由じゃないにせよ、そういった原因自分論で考えられる能力は不可欠。「目利き」ができれば他の情報メディアに負けることはないし、他の情報メディアに支配される側ではなくて支配する側に回れるわけだから。無能のくせに支配する側に回ろうとすると安い印税で後出しジャンケンをしたり、チンピラみたいに威嚇したりしなきゃいけないからますます嫌われる。
で、目利きできない連中は「成功なんて所詮は運だ」と卑しい顔した負け犬の遠吠え人生で終了。
ずっと好きなことで成功して食べていけるプロは白黒ハッキリと目利きできる。
ミツバチがアプリオリに自分たちの女王を目利きできるのと同じ。
それだけのことだよ。
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◆千田琢哉(せんだ・たくや) プロフィール
文筆家。
愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。
東北大学教育学部教育学科卒。
日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。
コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし、“タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている。
現在までの著書累計は320万部を超える(2019年8月現在)。
◆緑川夕子(みどりかわ・ゆうこ) プロフィール
「真夜中の雑談」運営部 スタッフ。
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