第17回 もうすぐ死ぬ人は焦っている。

緑川夕子(以下、緑川):今回はこれまでの中でも特別なインタビューになりそうです。

以前、真夜中の雑談「理不尽な人はもうすぐ死ぬ人」という話をされていたかと思います。あれでスタッフ一同が震え上がると同時に、まさにこの世の真実だと認めざるを得ませんでした。それ以降も千田さんが半年~2年前くらいから「もうすぐ死ぬ」と言った人たち、ものすごい勢いでバタバタ亡くなっていきますよね。今年も二桁ほどいらっしゃって的中しまくりでした。もう私たち、最初の頃のようには驚かなくなりました。きっともっと深く突っ込んで知りたいという人もたくさんいらっしゃると思います。改めてお聞きしますが、なぜ理不尽な人はもうすぐ死んじゃうのでしょうか?


千田琢哉(以下、千田)理不尽な人がもうすぐ死ぬんじゃなくて、もうすぐ死ぬから理不尽なんだよ。100人いたら100人が「うわっ、コイツ無理」っていうのがいるじゃない。ほら今日駅前の総合案内所にいたあの女性みたいな。まさにあれがもうすぐ死ぬ人間の特徴なんだ。誤解なきよう強調しておくけど、もうすぐ死ぬ人間が全員「コイツ無理」というわけじゃないからね。そんなことを言ったら老衰の人は全員「コイツ無理」になっちゃうから。そんなことはない。そうではなくて、「コイツ無理」という人間がもうすぐ死ぬということ。

ここ太字にしておいてね。日本語の問題。あと俺には霊感ないし、霊能者でもないから(笑)



緑川:千田さんの周囲の具体例で教えていただくことはできますでしょうか。


千田:いいよ。本気の問いに対しては出し惜しみせずに俺も本気で応えよう。命がけの文筆家だからね。

中井さんから聞いたんだけど、このインタビュー記事が本音満載で面白過ぎて紙の本はもちろんのこと、真夜中の雑談より楽しみにしているというメールが頻繁に届くらしいね(笑)

それにしてもたくさんあり過ぎてどれから挙げようか困っちゃうな。できるだけこれを読んでいる人にも思い当たるように、多少脚色して具体的に伝えようか。51%以上ノンフィクションで


緑川:ぜひ、お願いします!


◆一番の地獄は自分が死ぬことではなく、大切な人が先に死ぬこと◆

千田:たとえば盆や正月に親戚が一堂に集まることがあるじゃない。この時に、先祖から引き継いだ山を持っているとかの低学歴で資産家のジジイで小男が、あるエリートに対してマウンティングをかましたんだよ。“山だけの男”だけにマウンティング(笑)

低学歴・低職業だけど単に年上という理由だけで“鶴の一声”が好きな連中はもうすぐ死ぬ合図。

傍から見ていても痛々しい嫉妬だったなぁ。この時エリートは言い返さなかった。逆に真の強者として清々しい顔をしていた。いくら金を持っていても低学歴はエリートには永遠に敵わないんだなぁって、子どもにもわかるくらいにね。そうしたらその半年もしないうちにその小男の息子が交通事故で即死。ダンプカーにはねられたとかで頭を半分凹ませた状態だったとか。生前の話を聴いているとまあ自業自得だろうな。親戚一同本音ではホッとしていたと聞くし。さらにその小男のもう一人の息子もクスリで逮捕。甘やかせ過ぎのノータリンだな。今ではその小男オヤジはパ〇ンカスで自分の足も不自由になって生き地獄だけど。小男の嫁は家畜の豚がそのまま人間化したようなブサイクでさ。子どもながらに「いくら先祖の資産があってもバカはずっとバカのまま。誰からも尊敬されない。生きているとは言えない。人間にとって勉強ってとっても大事なんだな」と教わった気がする。小男は地獄の最終ステージ。自分の子どもすらろくに育てられなかった口だけ達者な犯罪者養成人間が辿る典型コースだな。


緑川:え!?本人じゃなくて息子さんが、ですか?


千田:そう。本人よりも息子が死ぬほうがずっと辛いでしょ?この場合は本人が息子のことで悩んでおり、それが親戚のエリートに対する嫉妬という形で顕在化したんだ。いずれにせよ、自分よりも格上の相手に対してマウンティングをかましたことが致命的だったという典型だね。あと低学歴って、久しぶりに会っても30年前と同じ話をしてるんだよな。あれ不思議。しかも孫や子の数自慢(笑)ネズミの繁殖みたいでハムスターより頭悪そう。


緑川:中卒や高校中退の人っていくつになっても孫や子の数自慢が多いですよね(笑)目先のことを考えずに性欲を抑えきれずに生きてて、バツイチやバツニも何のそのって感じで。・・・格下が格上に歯向かうと最悪の場合最愛の相手が死ぬということですか?


千田:そうだね。厳密には最愛の人も負のスパイラルに関わっているんだけど、罪が重い場合は自分ではなく最愛の人が先に死ぬことで生き地獄を強いられると考えるとわかりやすいかな。格上とか格下というのは遺伝子レベルでアプリオリに決まっている。女王バチは最初から女王バチなのと一緒。これは自然界の摂理だから背くことは絶対にできない。


緑川:確かにそれは理解できます。千田さんとこうしてお話しするようになってから世の中の見え方が大きく変わってきたんですが、人は遺伝子レベルでグループを構成していますよね。特に男性だと学歴・経歴が属するグループのベースになっていることが多いですし、女性は容姿・お洒落のセンスが属するグループのベースになっていることが多いです。

綺麗事を抜きにすると、落ち着いてお洒落な店には格上の遺伝子が集い、派手で下品な店には格下の遺伝子が集っています。例外はありません。


千田:就活の会社もそうだよね。業界1位には高学歴・看板学部・現役合格のサラブレッド男と、顔とプロポーションが優れた女が集う。業界2位以降から徐々に低学歴・お荷物学部・多浪・多留の雑草男と顔とプロポーションと性格と頭の悪い女の比率が高まる。これがランキング圏外の中小企業になると目も当てられない惨状。明らかに遺伝子順だね。女性が就活でショックを受けるのは男性よりもこの世の中のカラクリがよく理解できているからだよ。男の底辺は本当にバカだから20代では気づかないのが多いけど、女は底辺でも自分の価値の低さがわかっているから。これでは身の丈に合った男の精子しかゲットできない、と。貧乏スパイラルから抜け出せない、と。


緑川:自然界では遺伝子格差は絶対的に存在するのに、それに蓋を被せるからおかしくなっちゃうということでしょうか?


千田まあ他の動物と違って人は頭脳が発達しているから、遺伝子格差だけに基づいて生きるのも自然の摂理に反すると思う。ただ孔子の中庸じゃないけど、ちょうどいい塩梅を求め続けるのは大切だね。その際に遺伝子格差を無理にないことにするのは必ず歪みが生じるということだよ。

遺伝子格差はそこにあるものとして、その上でベーシックインカムとかね。


◆そもそも人が平等のはずがない。現実から目を逸らして甘ったれるのもいい加減にしろ!◆

緑川:確かにそう考えると格下の遺伝子の持ち主たちをつけ上がらせ過ぎるのも危険だということですね。


千田:国内外の歴史を見ても格下の遺伝子の持ち主たちが革命を起こしたとして、そのあとはやっぱり格上の遺伝子に道を譲らざるを得ないことがわかる。

坂本龍馬みたいな無学な雑草が革命を起こしたふりをしながらも、その水面下にはエリートの存在があったことを忘れてはいけない。歴史の教科書では削除されたり上書きされたりしているけどね。旧幕府の小栗上野介忠順みたいに処刑されて“なかったこと”にされてしまう。

あと偉人伝でよく登場するライト兄弟も出自は学のない単なる自転車屋だったから、最後はエリートに飛行機の開発を譲らざるを得なかったんだよ。

学のない雑草が捨て駒で突破口を開き、その先は学のあるエリートが完成させるのが人類の歴史だね。自然の摂理はいつも厳しく、そして美しい。


緑川:すごくわかりやすいです。やっぱり遺伝子格差って絶対のものなんですね。



千田弱者がつけ上がったのはイエス・キリストの体に槍が突き刺された瞬間なんだよ。その瞬間、「強い者は美しく、そして限りなく神に近い。弱い者は醜く、限りなく塵に近い」という自然界の摂理が、「弱いことが善」という、まるで天動説から地動説のようにパラダイムシフトを起こした。

イエスっていう人はちょっと天然だったところもあって、自身のユダヤ教に反してでも人として正しいと思える道を貫いた。他宗教の人が苦しんで道で血まみれで倒れていたらユダヤ教信者としては手を差し伸べてはいけないんだけど、イエスは「そんなの関係ないじゃん!人が死にそうなんだから助けたほうがきっと神も喜ばれるはずだ」と積極的に助けちゃうような人だった。そんな彼の生き様を目の当たりにして「それもそうだな」と感銘を受けた人々が彼の熱烈なファンになってそれがまた結構な数になった。それでユダヤ教のお偉いさんたちは彼の存在が邪魔になって殺しちゃったんだよ。イエスの弟子やファンは彼が殺されるのを目の当たりにして「こんなに優しい人が殺されていいわけがない!」と奮起してキリスト教を立ち上げるんだけど、今度は弟子たちの権力争いが始まって本来のイエスの教えとはかけ離れた宗教になってしまったんだ。その際に使われた殺し文句が

「弱者こそあの世で救われる(=だからお前ら弱者は余計なことを考えずに我々権力者に金と命を捧げればOK!)」

「金や権力なんて求める連中は地獄行きだ!(=お前ら弱者は俺たちが贅沢三昧で暮らせるための道具なんだから、俺たちにとことん尽くしてさっさと死ね。本当はあの世なんてないんだよ!)」

というもの。これってまさに現在のブラック企業のトップの本心と同じ(笑)これだと世の中の圧倒的多数の弱者の劣等感や嫉妬心に響いて支持され、簡単に暴利を貪ることができるからね。


緑川:せ、千田さん、そのお話、本質を突き過ぎてもう絶句です!まるで千田琢哉レポート級の本音ですね(汗)


千田:これの現代版だとこんな感じでいくらでもお手軽に弱者をバンバン騙して暴利を貪れるね。

「学歴がすべてじゃない。大切なのは心だ!(=バーカ、学歴があるからこういう綺麗事を言って稼げるんだよ!低学歴は心もダメなんだから。中卒は大卒より凶悪犯罪率が二桁高いという事実も知らんのかい!ググれカス!)」

「大企業よりベンチャー企業の時代!(=んなわけねーだろ。何の魅力もない就活の負け組がベンチャー企業という名の弱小零細企業に行くしかないんだよ!まあ俺はピカピカ大企業の総合職出身だからカンケーねーけど)」


緑川:ここ、笑っていいところかわかりませんが、本能の赴くままに素直に笑っておきます(笑)


千田:楽勝でしょ?いい歳こいて就活アドバイザーなんて本当、頭使わずに楽に稼げるよ。学歴と職歴さえあれば。ちなみに学生をその気にさせる就活アドバイザーの経歴は早慶卒~一橋卒が最強。バカに憧れを抱かせつつも「これなら自分にも手が届きそう」だと勘違いさせられるからね。実は努力が教育の成果に反映するのはたったの4%に過ぎないと科学的な研究・調査で判明している。こんなの本当はみんな薄々気づいているでしょ?法政大や関西大といった遺伝子レベルの人間が一浪して必死で勉強して受かるのはせいぜい明治大や立命館大くらい。それどころか一浪したのに法政大や関西大に落ちることも珍しくない。一浪すれば秀才になれるとつけ上がって横国大や神戸大に志望変更した結果「虻蜂取らず」になってこういう末路を辿る連中は多いけど(笑)


緑川:そうなんですよね。私の周囲だと特に男性にその傾向が強いと思うのですが、勉強ができない人ほど大言壮語が好きですよね。私の身近に有名な塾・予備校関係者が何人かいるんですが、浪人して伸びるのは30%、変わらないのが40%、逆に成績が落ちる人が30%だと異口同音に教えてくれます。だから全体としてはずっと±0でバランスが取れるんだとか。その人たちの会社のチラシのコピーには「奇跡の大逆転」だとか「1年で偏差値××アップ」とか謳ってますけど全部嘘だは言わないけどサンプル数1とか盛りに盛ってるとか(笑)舞台裏を知るとちょっと怖いですよね。彼らのうち一人は教育の仕事に携わっていると遺伝子の序列が完璧にわかって自分が勉強になると言ってました。


千田綺麗事を抜きにすると人にはそれぞれ“身の丈”ってものがある。これは揺るがない。浪人しても学力が伸びない人が多いのは努力不足じゃなくて知能不足。浪人して早慶旧帝大以上に一般の筆記試験で正面から合格できた人は遺伝的に知能が高かった証明なんだよ。

もっと極論でわかりやすい例だと、何年間も浪人して東大理Ⅲに合格する人たちっているでしょ?彼らをちゃんと調べればわかるんだけど、現役で早慶理工や防衛医大に合格して蹴っていることが多い。忘れてはいけないのが彼らが前置きで「高校三年間全然勉強してなくって」と異口同音に囁いている点。それで一浪で理Ⅰや理Ⅱ、慶応医学科にふわっと合格しておいて休学して仮面浪人したり惜しみなくスコーンと蹴っていたり。これは1次情報で確認したことがあるんだけど、現役で京大医学科に入っておいて仮面浪人で毎年理Ⅲを受け続けている人もいたな。偏差値2ポイントの差を埋めるのに人生を捧げていたよ。念のため言っておくと、この場合の偏差値2ポイントの差は慶應と上智の2ポイントの差とはまるで意味が違うけどね。陸上で例えるなら男子100メートル競走で10秒02を10秒00に縮めるような戦いだね。彼らの出身校は海城・駒場東邦・浅野・東海・西大和・大阪星光・甲陽・愛光・広島学院・久留米大附設以上の名門中高一貫校であることが多い。これらの難関中学に合格するには小学生の段階ですでに地方公立進学校、たとえば札幌南・仙台二・土浦一・宇都宮・県千葉・県浦和・旭丘・北野・修猷館以上の学力を備えている。もちろん英語を除いてね(笑)確か灘中学の入試では暗記で地頭の悪さをカバーできる社会は入試教科に含まれていないよ。算数と国語で人類最強の地頭を試される。理科の配点も半分くらいだったんじゃないかな。


緑川:それ、とてもよくわかります。私もお受験が盛んな環境で育ちましたので。中学受験で優秀なのと高校受験で優秀なのとではまるで意味が違いますよね。特に名門中高一貫校に合格する難易度はメジャークラスでしたね。努力が報われるような世界じゃありません。それに対して各都道府県トップの地方公立高校の入試突破はちょっと強い草野球クラスという感じでしょうか。最近は改革もされて日本のプロクラスの学校もあるかもしれませんが。


千田:これを言っちゃあ元も子もないけど、最初から授かっている遺伝子が違うんだよ。両親を含めた先祖の種(精子)と血(卵子)ですでに決まっているから。

大衆に向けてこれらの厳しい現実を(確信犯で嘘をついて)「勉強はやれば必ず誰でもできる」「努力に勝る才能はない」「石の上にも三年」と大声で否定してやると、これまた圧倒的多数の甘ったれた弱者たちを熱狂的に酔わせることができて、ベルトコンベヤーのようにお金がガッポリ集められる(笑)これがこの世の中の縮図なんだ。


緑川:本当に世の中はそうなっていますよね。天から授かった“持てる者”たちはそれを伏せて“持たざる者”たちの味方を演じ切れば永遠に豊かな生活が維持できそうです。笑いが止まらないでしょうね。これが選挙だとお金が票になっただけですね。無学な田舎者だとかお年寄り、さらにFランぽい人たちにその場限りの甘い言葉をシャワーのように浴びせて票をゲットするというわけですね。エリートの一票も底辺の一票も同じ一票だし、底辺のほうが桁違いに数は多くてしかもコントロールしやすそうですもんね。世の中の縮図、超納得です。


千田:就活アドバイザーの話に戻るけど、不思議なことにこれが駅弁教員養成学部卒やMARCH関関同立卒までレベルを下げると途端に説得力に欠ける。「え!?アンタ、人生で一度も勝ったことがないのに何を偉そうに…」ってなめられちゃうから。Fランや中卒・高卒しかコントロールできない。東大卒の就活アドバイザーだとさすがにバカからも「自分にはカンケ―ねーし…」とそっぽ向かれる。まあそれでもバカ相手に稼ぐのは楽勝。

バカや弱者ってちょっと褒めてやるだけでバキュームカーのように労働力とお金を回収できるし、いざとなったら捨て駒で死んでくれるから権力者たちにとってとても便利な存在なの。遺伝的に劣っていることを本能的に知っているから承認欲求がやたら強いんだよ。そこを狙われちゃうとなけなしのお金も寿命も簡単に没収されるというわけ。いかがわしい組織のボトムを支える貴重な存在。


緑川:そういうことだったんですね!これから世の中を見る目が大きく変わりそうです。


千田:それを「いやいや、そうじゃないだろ。やっぱり強い者は美しいぞ。正々堂々と日々強くなるために成長していくのが人間だろ?」と目を覚まさせてくれたのが、ニーチェだね。彼はこれを「超人」と呼んだ。ちなみにのんべんだらりと日々間抜け面して生きているクズ、クズの分際で常軌を逸するほどに生に執着し死に怯える連中のことを彼は「末人」と呼んだけど。福沢諭吉も「せっかく学問をするなら徹底的に学問に励んで大学者を目指し、せっかく百姓をするなら豪農を目指し、せっかく商人をするなら大商人を目指せ」みたいなことを言っていたと思うよ。

古今東西問わず頭の良い人間は同じ考えに行き着くっていう証明だね。

さて話が飛躍したけど具体例の二つ目にする?


緑川人にはもともと「強さ」を求める本能があるというのは揺るぎない普遍の真理ですよね。そのベースには遺伝子格差があり、それに抗うのは自然の摂理に反するということは理解できました。

では他の具体例もよろしいでしょうか?


千田:二つ目以降は一気にまとめて行こうか。

これはサラリーマン時代の話だけど、会社で腕相撲大会があったんだよ。そこで敗者が勝者に対して負け犬の遠吠えをやらかした。その時勝者は黙って凛々しい顔をしていたのを鮮明に憶えている。ちなみに敗者は「補欠の先輩」、勝者は「サラブレッド」。つまり仕事や頭脳だけじゃなく腕力でもサラブレッドが勝っていた。傍から見ていても痛々しいくらいの負け犬の遠吠えだった。

その後どうなったか。貧乏子沢山だった「補欠の先輩」は心臓発作で死んだ。

家族を残してね。その醜い肥満ハゲ男はそのまま朝起きてこなかったらしい。

あるいは久しぶりに帰省してくれた成功者である息子さんに対して「太った」「痩せた」などの嫌がる言葉を、毎回吐き続けていた父親は肺癌と肝臓癌になって死亡、母親は糖尿病で週三回の人工透析生活を余儀なくされたり…息子はいつも黙っていた。この高卒と中卒の両親はずっと自分たちの自己紹介をしていたんだよ。

さらに別の例だと中卒のルサンチマン剥き出しのオッサンが、親戚の結婚相手の大学名を貶し始めた。その親戚は中卒のオッサンを相手にしなかった。これも傍から見ていて「ヤバいぞ」って思ったら、彼は生活保護の不正受給で逮捕されて刑務所行きに。昔三菱銀行人質事件というのがあったんだけど、その犯人に顔や風貌が似ているな。歩んでいる人生はもっと桁違いにスモールだけど。まともな親戚からは見事に絶縁されてまさに生き地獄の生き恥人生。次から次に不幸が襲いかかってきて、死んだほうがマシなくらい。本当によく生きてられんなって思う。昔からゴキブリみたいな顔してるなって思てたけど(笑)中卒な上に性格まで悪くておまけに健康オタク。他人様の金を無駄遣いするなって感じ。コイツは確か昔パチンコ屋だかの超絶不細工な娘と結婚したけど、地位はないけど裕福な素封家のその女は甲斐性のないこの男に耐えられないから離婚していたな。頭と性格が底辺なのにプライドが高いって犯罪に等しいと教わった反面教師。何一つ成し遂げられなかった男“マケヒコ”。ちなみにそのオッサンと絶縁しなかった連中は全員不幸になってる。離婚・食道癌・肺癌・心臓病・病的な激太り。彼の弟は舌癌で切り刻まれた挙句、死亡。こういうのと同じ空間で呼吸するとそのたびに癌細胞が1万個生まれるようなイメージかな。要は本質的に“さげまん”なんだよ。

あ、今思い出したんだけど最近南青山の書斎界隈であった好例で、美容関係で荒稼ぎしていた皮膚科の院長が死んでたね。容姿関係で飯食ってる女性がそのスキンケア用品を目当てでよく来てたよ。看護師ですらない受付女性スタッフたちの接客の劣化ぶりと、その医者の傲慢ぶりが気になって「あ、これは何かが起こるな」って思っていたら案の定。確かその医者の妻と娘は売れない自称歌手だったみたい。それででっち上げプロデュースのために荒稼ぎする必要があったのかな、と。

もう最後の例にするけど、某ラジオ局で一緒に仕事をしたプロデューサーの女性がいたんだよね。物凄く醜くて威張り散らしていて性悪だった。パーソナリティの男性も萎縮するほどにね。収録後に俺には媚びて局内を案内してくれたんだけど、俺は「コイツ、ヤバいぞ」と直感した。わかるんだよな。その半年後に山道をドライブ中に事故で即死。もともと醜い女だったからそんなに大差ないだろうけど顔グチャ。「やっぱりなー、またか」と思った。俺は彼女に「その醜い顔で幼少の頃から虐められ続けて人間不信に陥っているのはわかるけど、二十歳過ぎたら全部自分の責任なんだからもっと周囲に優しく接したほうがいいよ」と伝えればよかったのに、その時はなぜかそうしなかった。ちょっと反省している。

…とまあこの程度の例ならいくらでも出てくるけど、誰の日常にもありがちな例だったんじゃないかな。



◆人生はもともと虚しいし、宇宙全体から見たら人の命なんて塵同然。

それでもそこに知恵を絞って意味付けをして生きるのが充実した人生だ。◆

緑川:実に生々しいですね。千田さんのダメ男のたとえ話によく登場する“マケヒコ”って本当にクズですね。機会があれば今度一冊本を書いてくださいよ(笑)確かに今挙げてもらった例はすべて私の周囲でも似たような出来事が繰り返し起こっていますよ。ネットショップなんかでもあちこちで酷評レビューをしている人がたまにいますが、ある日突如全部のレビューが消えていますよね。あれ、実は亡くなっちゃった人らしいですね。これは何かの法則が働いているとしか思えません。確かにいずれも格下が格上にマウンティングをかまし、格上が相手にしなかったり言い返さなかったりした場合です。するとしばらくして格下が死ぬか、もしくは生き地獄の人生に突入しています。誰一人として抜け出していません。それどころか底なし沼ですね。怖いのは「良かれ」と思って手を差し伸べて関わった人たちも、一緒に不幸になっているという事実です。


千田:ポイントは遺伝子格差を受容すること。そして格下は格上に歯向かわないこと。格下の分際でマウンティングをかまして格上に言い返してもらえなかったら、確実に死に向かうということ。そして意識的にせよ無意識的にせよ、それに加担した周囲も一斉に死に向かうということ。

以上は厳しいことでも何でもない。全宇宙から見たら人の生死なんて塵のようなものだし、我々が住んでいるこの地球ですら消滅しても何も変わらないんだから。太陽系が消滅しても、銀河系が消滅しても全宇宙の中では針の穴程度のことですらない。我々は生きているのではなく、生かされているという感謝の気持ちが芽生えてくるはず。自然界に畏怖の念を抱くというのはそういうこと。


緑川:でも格下の遺伝子の持ち主ってどうしてマウンティングをかましちゃうんでしょうか?それも役割なのでしょうか?


千田:役割といえば役割なんだけど、より適切な言葉を使うと「修行」かな。

「格下は格上のために貢献しなさい」という使命を果たせば、格下は格下として輝くことができる。これはとっても厳しい宗教の考え方にも繋がるんだけど、格下は修行を積めば生まれ変わって格上になれるわけじゃない。死んで生まれ変わっても格下は格下としてまた未来永劫修行が続く。格下の遺伝子は格下の遺伝子として輝くんだよ。女王バチは女王バチとして、働きバチは働きバチとして、延々に命が繰り返される。

それを今の時代は「人に上下はない」「強者も弱者も同じ人間」と自然の摂理に反する嘘の洗脳をすることで、かろうじて権力者たちがのうのうと生きている。そのほうが弱者をコントロールしやすいからね。

ノンキャリ組にもキャリア組の底辺レベルまでの出世コースをコンマ数%だけ用意しておくと、希望の光を信じてノンキャリをコントロールできるからね。


緑川:世の中のカラクリを見事に抽象化していただきました。自分の分を知る、身の丈に合った人生を送るって、本当に大切ですね。


千田:冒頭の話に戻すけど「理不尽な人はもうすぐ死ぬ」というのは、本人が遺伝子レベルでまもなく死ぬことを悟っているから焦っているんだね。だから嫌な人になっちゃうんだ。そしてこれを止めることはできない。少なくとも俺が今まで見てきたり考えてきたりした上では不可能。

分不相応に“いい人”を装って手を差し伸べると逆にこっちが死んじゃうのは、今日の話を聴いてもらったらわかってもらえると思う。


緑川:なるほどなー。遺伝子レベルで本能が焦っているから嫌な人に見えるんですね。確かに病気になってどんどん嫌な人になっちゃうこともありますから、それは理解できます。そう考えると理不尽な人のことで真剣に悩んでいる人も考え方が変わるかもしれませんね。「この人、もうすぐ死んじゃうのかな」って。


千田:その通り。もうすぐ死ぬから焦ってこんなんになっちゃったって同情の眼差しを見せるといいよ。そうすると相手は「この人優しい!」と勘違いしてマシになる。ただ関わってはいけない。関わったら最後、自分が死んじゃうから(笑)

面白おかしく話しているけど、シリアスな話ほどこうやって面白おかしく話さなければちゃんと深く理解できないでしょ?古今東西のカリスマ宗教家たちは、シリアスな話をいかに自分をさらけ出して面白おかしく話せるかという技を磨き込んでいたんだよ。現代キリスト教の立役者アウグスティヌスも『告白』という本で自分の恥部をさらけ出して、必殺技の「懺悔」といういかにも弱者が飛びつきそうなアイテムを生み出すことで信者を増やすのに成功しているからね。浄土真宗の親鸞もこれと同じカラクリで人気が出たね。


緑川:確かにそうですね。それに人間の命も地球も全宇宙の中では塵のようなものであることを千田さんに今日教わりましたし(笑)


千田:そう考えると格上とか格下とかの話も些細なことに思えてくるだろうし、自分は自分のエリートコースを創って、自分として精一杯に輝こうと思える。

これがニーチェの言葉である「超人」だからね。


緑川:私も「末人」ではなく「超人」として生きていきます!



格下に嫌がらせをされたら無視しよう。

その格下はまもなく死ぬから。




◆合わせて読みたい千田本

◆千田琢哉(せんだ・たくや) 著者ページ→166冊出版(2019年12月現在)

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◆千田琢哉(せんだ・たくや) プロフィール

愛知県生まれ.岐阜県各務原市育ち.文筆家.
東北大学教育学部教育学科卒.
日系損害保険会社本部,大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立.
コンサルティング会社では多くの業種業界におけるプロジェクトリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る.
のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって得た事実とそこで培った知恵を活かし,“タブーへの挑戦で,次代を創る”を自らのミッションとして執筆活動を行っている.
現在までの著書累計は330万部を超える(2019年12月現在).


◆緑川夕子(みどりかわ・ゆうこ)  プロフィール

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